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全てはここから始まった。

風立ちぬ。

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     昨日、友人と風立ちぬを見に行ってきた。
    ※ネタバレも少しあるかもしれませんので、
    見てない方はご注意。

    前評判から宮崎駿監督の左翼的な発言とか庵野監督の声優起用だとかで
    映画本編以外のところで変に反発がおこっていたり、
    おまけに子供向けじゃないということで勝手にキレてる親がいたりと
    映画そのものを勘違いする人も出てきたり、
    傍目にあまりいい印象を構築していなかった作品でもある。

    それに戦争を取り扱った現実的なお話ということで
    私もちょいと心配だった。
    震災や原発などのことに対することも背景としてあるんだろうけど、
    どうも腑に落ちない。
    おまけにポニョから、アリエッティ→コクリコ坂と別監督のジブリ作品に
    絶望のどん底だった私。
    特に宮崎駿氏が少し関わっているコクリコ坂が
    同じ近代日本を取り扱っていた作品であるにもかかわらず開始数分で
    帰りたくなった悪夢を思い出すとやはり今回の風立ちぬも心配だったわけである。

    そんな思いで観に行った「風立ちぬ」。

    全くの杞憂でした・・・。


    プロモーションで見た主人公・堀越二郎が飛行機に乗るシーンが
    序盤にあるのだけれども、
    その飛行機がやけに宮崎チックというかファンタジックなデザインになっていたのが
    気になっていた。
    それもそのはずちょいとネタバレになるが、
    主人公の夢の中での一幕だったのだ。

    現実的な話の中に主人公の夢のファンタジックなシーンが要所要所に挿入される。
    それもどこか空虚で物悲しく美しい情景を見せていく空間表現。
    ハウルでも少し見られた表現技法だ。

    それだけじゃない。戦争の爆撃のシーンも
    実際には起こりえないが衝撃が波のように地面を這ってくるシーンがある。
    言ってみれば爆撃の恐怖の「印象」を見てるものに叩きつけるかのような
    ハッタリズムである。ポニョによく見られたハッタリですね。

    そして町並み一つ取っても、どこかありえない嘘が隠れている。
    観る者に印象だけを残させるようなトリッキーな配置、
    これは千と千尋で特によく使われた技法。
    それとは逆に静寂が支配するトトロでも見られたような近代日本の
    屋内風景。

    そんな次々と繰り出される技を序盤で感じたとき
    ああこの映画はもう大丈夫だなと思いました。

    そうなればもう庵野さんの演技も些細なことで、
    もう映像と展開がカバーしてくれる。
    むしろ庵野さんが後半結構演技がノっていたのを
    密かに楽しんでいました。
    あ・・・ここは、いい言い方だなとかw

    ヒロインも最近の宮崎さんの作品としては終始
    美しかったですね。
    まさかジブリ作品であんな大人向けのシーンを見るとも思っていませんでした。
    でもああいう意味のあるシーンに腹立てるという人がいるなら
    映画を観る価値なしですね。
    そういうのを含めて人間なのですから。
    でも庵野さんはかなり恥ずかしかったみたいで、
    奥さんに見せられないと言っていましたねw
    結構甘い声出してて良かったと思うんだけどw

    そうそう、この映画基本シリアスで静かで淡々と進むシーンも少なくないのですが
    静と動がうまく混在していて、
    歩き方一つ見ても面白いので無問題。
    これがジブリの前作にはなかったものですよ。
    まあこれだけじゃなくて上記にあげたもの全てなのですが・・・。


    テーマ的にはあれですね、
    どこかの隣国が極右映画だとかほざいておりますが、んなもんはどうでもよくて、
    この映画は善悪とかではなく「ひとりの人間が一つのことを貫き通すこと」、
    その美しさが根底にあるのだと思っております。

    現代の目線では少し古い男女の関係性。
    男性の見る世界と女性が見る世界、それぞれの世界で
    自分が目指すものがはっきりしていて、
    確固たる意志を感じる。
    その決断力が見る者に潔い印象を与えるのではないでしょうか。
    少なくともこの映画のキャラクターは即断即決、潔いです。

    戦争が良いとか悪いとか日本がどうだとか、
    そんな文字で考えることを受け取る映画ではなく
    私が求めるフィーリングの世界がこの映画にはありました。

    はっきり言えばこの映画は私のとってはファンタジーです。
    そのファンタジー力で現実的な訴えかけをしてくる作品です。

    そういった目線でこの映画を見たとき、
    最近どんな映画でも見る事ができなかった
    「世界の果て」を垣間見ることができたとてつもなく面白い作品でした。

    様々な評価があるとは思いますが、
    私の感じたものは間違いではないと思います。

    この映画は久々にジブリですね。
    同時に最後のジブリなのかもしれません。
    なんか高畑監督のかぐや姫とかが待ってはいますけど・・・あれは・・・・。












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      • 2020.09.23 Wednesday
      • -
      • 20:50
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      • by スポンサードリンク

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