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全てはここから始まった。

最後のゼノイラスト。

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    コメントで情報いただいたのですが、

    田中久仁彦先生が来年発売のkos-mos Re:フィギュアのパッケージイラストを手掛け、

    そのイラストでゼノのお仕事が最後であることをご自身の日記で

    語られたそうです。

     

    21年以上前、田中さんの絵の魅力に引き込まれ

    ゼノの世界に入った方も多いはず。

     

    卓越したデッサン力に線の面白さ、重みを感じるキャラクター、

    真似のできない域に到達した塗り、凄まじいキャラの描き分け、

    そして華やかに見える絵柄の裏にある底知れない闇と空虚。

     

    はっきり言って、田中さんの描く服のしわや靴の曲線を見ただけで腕の立つ絵描きなら只者ではないと思うはず。

    そう、もしかしたら一般目線では他の美少女絵師と同じに見えるかもしれないが、

    腕が上がれば上がるほど追いつけないと感じるほどの「方向性」を田中さんは持っている。

     

    つまり、「画力が上がる」「早く描ける」では追いつけない高次レベルの才覚を持っているということで、

    それに気づけるかどうかでのめり込み度が違うのである。

     

    そうしてサーガEP1の時もその魅力の虜になったファンが

    田中キャラで新たな宇宙の冒険譚を紡いでいくことに

    並々ならぬ期待を寄せるのは当然のこと。

     

    それゆえに、EP2のモデリングの衝撃は大きく、

    田中さんの絵を好きであれば好きであるほど、

    心が折れてしまった方も多かったことでしょう。

    造形的に決してマイナス面だけではありません。

    今へつながる技術の基盤も確かにあるし、EP2モデルが好きな方も当然います。

    しかし、田中さんへのリスペクトと造形のリアリズムは全く違う問題なのです。

     

    ここを一緒にすると口論になることも多い繊細な事案です。

     

    造形的には人形の様と揶揄されることもあるEP1のモデリングですが、

    田中さんの引いた線や立体感が生きてるんです。

    そこに魂を感じていれば、どんな優秀なリアル造形にも勝つのです。

     

    そんな時代を乗り越えて、

    ゼノブレイドCDの挿絵、ゼノブレイドクロス、ゼノブレイド2、ゼノギアスコンサートで

    田中さんがゼノに復帰したのは本当に嬉しかった。

     

    またあの卓越した技術をゼノの中で見れるのだから。

     

    しかし、田中さんの絵は前述の通り、「画力が上がる」「早く描ける」だけではないベクトルを

    神経を注いで繊細に繊細に紡ぎあげる職人です。

     

    ホイホイさんの漫画を読めばわかりますが、

    線をよく見てください。

    ペンの入りと抜きが全て徹底的に完成されています。

    とてつもない神経の張り巡らせ方です。

    曲線にも一切の妥協が無く全てのコマがイラストとして成立しています。

     

    それゆえに読み手は気を抜くことができずに、漫画としてはちょっと読みにくいということも言えます。

    一つ一つのコマに目が止まってしまうからです。

     

    ただこの職人芸を貫いているところが、田中さんのベクトルなのです。

    塗りもそう。アナログ絵にこだわりがあるのもそう。

    つまり、これだけ神経をとがらせていると、作品が早くはできないのです。

     

    とても追いつけませんが、私も真似して描いているのでわかります。

    こりゃ時間がかかるわっていう。

     

     

    なので、田中さんは漫画・イラストかゲームの仕事かでどちらかを選ばなくてはならないのです。

     

    ゼノクロの頃モノリスの仕事をするためにホイホイさんレガシーの単行本が発売中止となっていました。

     

    でも同様に、漫画・イラストのお仕事に戻った田中さんは

    ゲームのお仕事だけに集中はできないのです。

     

    年齢のこともあるかとは思います。

    ゼノの仕事をすると最低でも2年は漫画の仕事はできないことになるでしょう。

    あと何年絵を描けるのか語っていらっしゃったこともあります。

    だから、あと自分のやりたいお仕事で走り切りたいのかもしれません。

     

     

    私たちは田中さんに本当に大きなものをいただいたと思います。

    田中さんのいないゼノはとても寂しいですが、

    これからの作品にもきっちりその魂は受け継がれていくでしょう。

     

     

    ・・・でも、最後とは言っておられましたが、

    ここまで関わってきた作品ですし、

    全く描かないでいくというのも出来ないのではないでしょうか。

     

    また何かの拍子にゼノイラストを見られることを期待して、

    これからの田中さんの活動を応援していきたいと思います。

     

     

    田中さん、改めましてゼノのお仕事お疲れ様でした。

    これからのますますのご活躍期待しております。

     

     

     

     


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      • 2019.10.19 Saturday
      • -
      • 21:46
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      コメント
      田中さんのゼノ卒業、悲しくもあり、これからの活躍に期待もする、複雑な感情です

      >21年以上前、田中さんの絵の魅力に引き込まれ
      >ゼノの世界に入った方も多いはず
      ファム&イーリーで氏の絵を知り
      (それ以前にファルコムでの仕事絵は目にしたことはありますが)
      キイで氏のキャラが動くのを見て、ゲーム雑誌のゼノギアス初報で氏の名前が目に入り、
      それまでのタッチの違いに驚きました
      同時にこの絵のキャラたちはいったいどんな物語を
      紡ぐのだろう……と、惹き込まれたのが
      ゼノとの長いつきあいの始まりですね
      覚えている限り、キャライラストでこのゲームを買おう、
      と思ったのは後にも先にもそれだけだったような気がします

      >全く描かないでいくというのも出来ないのではないでしょうか
      モノリスのモデリング技術は格段に向上し、
      田中さんの絵の再現も遜色ないレベルまで達しています
      今後、ブレイド2のイブキのようなサブキャラの一体だけでも……
      というわけにはいかないのでしょうか
      もしくは、フェイ、エリィが3Dに……
      まあ、ジブリの宮崎監督の引退宣言と同じものと受け取っておきましょうw

      田中さんの個展、土曜日に行ってきます
      迷惑でなければ、後にスカイプに感想を書いてもよろしいでしょうか?
      • Lacan35
      • 2019/09/19 10:16 PM
      >>Lacan35さん

      >複雑な感情です
      ずっと追い続けてきた者にとっては、分かっていても寂しいことですよね。
      ふぅ。


      >タッチの違い
      絵柄を変えてほしいといわれて、変えられるというのがまず第一にすごいですよね。

      でも結果的にそれが、時代を越えて一線でいられる魅力なのでしょう。

      >キャライラストでこのゲームを買おう
      当時でも今でもあの絵柄は異彩を放っていますよね。
      後から真似する人はいても、
      ゼロから紡げるのは田中さんしかいないでしょう。

      >ジブリの宮崎監督の引退宣言と同じもの
      やはり、人間一度出来た関係性というのは振り払えないものです。
      がっつり付き合うのではなくても、たまに鮮烈な一枚欲しいですね。

      >後にスカイプに感想
      OKです。
      時間軸的にご連絡いただいた後なのですが、
      色々お手数おかけしております。
      では後程。
      • フォレスト
      • 2019/09/21 5:15 PM
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