DODプレイ。終
ネッ友推薦のDOD1クリアです。
ネタバレしかありませんのでご注意を。
EDのA〜Cを見ましたので、
残り二つのエンドを見るために4章に戻って最後の仲間と出会う。
ゴーレムと契約し時間を代償とした少年セエレ。
彼は今回の事件の元凶でもあるマナの双子の兄だそうだ。
重要人物ですな。
それにしても仲間を加入させる時間軸はいつも3〜4章の後半。
そいでもって仲間にしてからもう一回同じ章の前半のシナリオをプレイすると分岐発生。
物語の順序のつじつまが合わないのだけれども、そこにも何か秘密はあるのだろうか。
仲間を全員そろえたことで物語は6章ではなく10章へと分岐する。
海上要塞と言う回り道を経て、物語は以前と同じ空中要塞へ。
11章ではさらに二つの分岐を見ることが出来、
どちらもフリアエがまだ生存している状態を見ることが出来る。
しかし分岐の片方はマナによって心の内を暴かれたフリアエの自害シーンへとつながる。
今まで謎だったシーンだが、これが真相なのだろうか。
マナの言っていることが真実なら、割とED:Bの異形となったフリアエの行動も
彼女の黒い意思が少しは反映されていたのかもしれない。
(こんな世界どうでもいいとか言ってた。)
まぁ、決定打はないけど。
そしてそのルートは今までと同じEDへと分岐するため、
もう片方の分岐を発生させてみる。
マナを追い詰めたカイム達。
マナと決着をつけようとする一行だったが、
兄のセエレがそれを止める。
しかしもうかつての妹ではないことを知ったセエレは
ゴーレムでマナにとどめをさす。
マナは神の司祭。
だけどもこのゲームにとってはもっと深い意味を持つ。
神とリンクしている者と言う感じかな。
ED:Aではアンヘルが封印となりマナは生存。Bでは再生の卵が神の意思を実行。
Cではドラゴンが神の意思を実行(マナは食われる)。
しかしどれも成し遂げられないでマナが死んだこのルート。
さて何が起こるかと言うと・・・。
地獄ですた。
12章。
グロイ赤ちゃんがいっぱい降ってきて
人間もぐもぐ。
赤ちゃん発生のエネルギーでフリアエとイウヴァルト死亡。
結局死ぬのねこの二人・・・。
アリオーシュ、足止めのために化けものを引きつけ喰われる。
レオナールも喰われつつ一矢報いる。
でもヴェルドレはガクブル。
アリオーシュとレオナールの死は非常に壮絶ですが、
二人とも幼子に対して特殊な感情や罪の意識を抱いていたので、
この赤ん坊の姿をした化物相手の最後というのは
単に残酷なものを見せたいだけでなく、
自分自身との決着という部分が大きいと思います。
にしてもヴェルドレは神官ながら覚悟がなってないなあ。
手塚治虫の描く三蔵法師みたいです。
そんな狂った世界でひと際でかい怪物が産まれお腹を大きくして横たわっています。
母と呼ばれるこ奴から生まれ出るものは一体!?
・・・まあここまでの経緯からしてもろくなもんじゃないでしょうw
そこに立ちあがったのはセエレ。
敵は「おおいなる時間」と呼ばれるものを操るらしく、
それは時間・空間・次元を示すということだ。
同様にゴーレムに時間を代償として奪われ、
永遠に同じ姿でいることを義務付けられた彼も
敵と同様に時間を超越する存在。
理屈はさておき、「母」の肥大した腹部に降り立ったセエレは
怪物たちの時間を停止させてゆく。
(カイムとアンヘルはセエレを母に届ける際赤ちゃんに襲われ絶命。)
その後は描かれていないが、
セエレの話していた伝承、小さな勇者様とこの状況が酷似していることから
この世界が何度もループしていることを匂わせる。
滅亡と再生の連鎖はDODの世界が非常に狭く閉ざされた神の遊び場であることを
証明しているようでいてならない。
ED:D終了。救いがあるようでいてない…ようでいてある・・・複雑な心境です。
さて、全ての武器収集をコンプ。
すると12章の途中から最終章である13章に分岐。
アリオーシュとレオナールはすでに死んでおり、
カイムとアンヘルが世界を飲み込まんとする母へと特攻する。
直前ヴェルドレの死にたくない発言がありなんともはや。
母へと特攻をしたカイムとアンヘルは光に包まれ、
その先にあったのはDODの世界ではなくリアル新宿。
ついにファンタジーを越えました。
SF展開待ってました!
そして転移してくる母とカイムとアンヘル。
世界を滅ぼすしか脳のない神の使いと最後の戦いが始まる。
しかし、現実とはファンタジーではないのですが、
ファンタジーの世界で現実をやると
これほどファンタジーに感じるのはなぜだろう?
ヱヴァとかで差し込まれる実写風景や、
ひぐらし原作にて使用されている実写背景を見た時と同様の感覚。
異質であり恐ろしい虚無感を感じさせる演出です。
そして始まるラストバトル。
・・・えーと、光と闇の波動を出してくるから同じ色で打ち消せと・・・。
音ゲー・・・?
コッカラガホントウノジゴクダ!
音ゲーは私が最も苦手とするジャンル。
何十回もの失敗に布団に倒れ込む私。
攻略サイトでポーズしつつやればいいとあったがそれでも後半は超シビア。
攻略本の色の配列を覚えやすい個数に区切って
鬼の集中力で何とかクリア。
二度とやらねーぞラストバトル!
っていうか今まで上げてきたステータスは一体・・・。
後半は敵から逃げたり、大きいボスは出なかったりとかストーリー重視って感じでしたね。
その後塩のごとく崩れ去る母。
そして勝利の喜びの声をあげるアンヘル。
一瞬の安堵の後に訪れたのは、
戦闘機による爆撃。
カイムとアンヘルは異世界でわけもわからず死亡。
その後の映像で東京タワーにアンヘルが突き刺さっておりました。
Eエンド終了。
これにてDOD1お終いです。
感想としては、
ものすごく客観的に観るお話だなと感じました。
主人公からして感情移入したらそらやばいやろって設定。
まさにダークヒーローなのですが、徹底してますよね。
逆に無双しているとこのキャラだから許せてしまうという側面もあり、
なるほど人気が出るのはそういう
「感情移入を拒みながらも、設定においては成立・完成している」という
稀有な人間像を巧みに演出しているからなのかなと思いました。
徹底して黒の側面で成立させようとしているという感じ。
でもリアルな戦争とかでは珍しくもないのかもしれませんね。
復讐を誓う者、子供を失った者、同性愛者等はリアルにはいくらでもいるのですから。
より人間というものを見せている作品なのかもしれません。
そしてこの世界の神と言う存在にも非常に興味が
惹かれます。
最初から続編ありきだったのかは分かりませんが、
そういった超越者の設定が今後うまく活かされるのかが
楽しみですね。
クリア後のおまけでカイム達を撃墜した戦闘機に乗れたりしました。
武器ごとの物語もまだコンプしてないので、
どうしようか迷い中です。
でも久々にゲームをしたって気になりました。
やっぱ視野を広げるべきですね。
挑戦してよかったです。
ごちそうさま。
ネタバレしかありませんのでご注意を。
EDのA〜Cを見ましたので、
残り二つのエンドを見るために4章に戻って最後の仲間と出会う。
ゴーレムと契約し時間を代償とした少年セエレ。
彼は今回の事件の元凶でもあるマナの双子の兄だそうだ。
重要人物ですな。
それにしても仲間を加入させる時間軸はいつも3〜4章の後半。
そいでもって仲間にしてからもう一回同じ章の前半のシナリオをプレイすると分岐発生。
物語の順序のつじつまが合わないのだけれども、そこにも何か秘密はあるのだろうか。
仲間を全員そろえたことで物語は6章ではなく10章へと分岐する。
海上要塞と言う回り道を経て、物語は以前と同じ空中要塞へ。
11章ではさらに二つの分岐を見ることが出来、
どちらもフリアエがまだ生存している状態を見ることが出来る。
しかし分岐の片方はマナによって心の内を暴かれたフリアエの自害シーンへとつながる。
今まで謎だったシーンだが、これが真相なのだろうか。
マナの言っていることが真実なら、割とED:Bの異形となったフリアエの行動も
彼女の黒い意思が少しは反映されていたのかもしれない。
(こんな世界どうでもいいとか言ってた。)
まぁ、決定打はないけど。
そしてそのルートは今までと同じEDへと分岐するため、
もう片方の分岐を発生させてみる。
マナを追い詰めたカイム達。
マナと決着をつけようとする一行だったが、
兄のセエレがそれを止める。
しかしもうかつての妹ではないことを知ったセエレは
ゴーレムでマナにとどめをさす。
マナは神の司祭。
だけどもこのゲームにとってはもっと深い意味を持つ。
神とリンクしている者と言う感じかな。
ED:Aではアンヘルが封印となりマナは生存。Bでは再生の卵が神の意思を実行。
Cではドラゴンが神の意思を実行(マナは食われる)。
しかしどれも成し遂げられないでマナが死んだこのルート。
さて何が起こるかと言うと・・・。
地獄ですた。
12章。
グロイ赤ちゃんがいっぱい降ってきて
人間もぐもぐ。
赤ちゃん発生のエネルギーでフリアエとイウヴァルト死亡。
結局死ぬのねこの二人・・・。
アリオーシュ、足止めのために化けものを引きつけ喰われる。
レオナールも喰われつつ一矢報いる。
でもヴェルドレはガクブル。
アリオーシュとレオナールの死は非常に壮絶ですが、
二人とも幼子に対して特殊な感情や罪の意識を抱いていたので、
この赤ん坊の姿をした化物相手の最後というのは
単に残酷なものを見せたいだけでなく、
自分自身との決着という部分が大きいと思います。
にしてもヴェルドレは神官ながら覚悟がなってないなあ。
手塚治虫の描く三蔵法師みたいです。
そんな狂った世界でひと際でかい怪物が産まれお腹を大きくして横たわっています。
母と呼ばれるこ奴から生まれ出るものは一体!?
・・・まあここまでの経緯からしてもろくなもんじゃないでしょうw
そこに立ちあがったのはセエレ。
敵は「おおいなる時間」と呼ばれるものを操るらしく、
それは時間・空間・次元を示すということだ。
同様にゴーレムに時間を代償として奪われ、
永遠に同じ姿でいることを義務付けられた彼も
敵と同様に時間を超越する存在。
理屈はさておき、「母」の肥大した腹部に降り立ったセエレは
怪物たちの時間を停止させてゆく。
(カイムとアンヘルはセエレを母に届ける際赤ちゃんに襲われ絶命。)
その後は描かれていないが、
セエレの話していた伝承、小さな勇者様とこの状況が酷似していることから
この世界が何度もループしていることを匂わせる。
滅亡と再生の連鎖はDODの世界が非常に狭く閉ざされた神の遊び場であることを
証明しているようでいてならない。
ED:D終了。救いがあるようでいてない…ようでいてある・・・複雑な心境です。
さて、全ての武器収集をコンプ。
すると12章の途中から最終章である13章に分岐。
アリオーシュとレオナールはすでに死んでおり、
カイムとアンヘルが世界を飲み込まんとする母へと特攻する。
直前ヴェルドレの死にたくない発言がありなんともはや。
母へと特攻をしたカイムとアンヘルは光に包まれ、
その先にあったのはDODの世界ではなくリアル新宿。
ついにファンタジーを越えました。
SF展開待ってました!
そして転移してくる母とカイムとアンヘル。
世界を滅ぼすしか脳のない神の使いと最後の戦いが始まる。
しかし、現実とはファンタジーではないのですが、
ファンタジーの世界で現実をやると
これほどファンタジーに感じるのはなぜだろう?
ヱヴァとかで差し込まれる実写風景や、
ひぐらし原作にて使用されている実写背景を見た時と同様の感覚。
異質であり恐ろしい虚無感を感じさせる演出です。
そして始まるラストバトル。
・・・えーと、光と闇の波動を出してくるから同じ色で打ち消せと・・・。
音ゲー・・・?
コッカラガホントウノジゴクダ!
音ゲーは私が最も苦手とするジャンル。
何十回もの失敗に布団に倒れ込む私。
攻略サイトでポーズしつつやればいいとあったがそれでも後半は超シビア。
攻略本の色の配列を覚えやすい個数に区切って
鬼の集中力で何とかクリア。
二度とやらねーぞラストバトル!
っていうか今まで上げてきたステータスは一体・・・。
後半は敵から逃げたり、大きいボスは出なかったりとかストーリー重視って感じでしたね。
その後塩のごとく崩れ去る母。
そして勝利の喜びの声をあげるアンヘル。
一瞬の安堵の後に訪れたのは、
戦闘機による爆撃。
カイムとアンヘルは異世界でわけもわからず死亡。
その後の映像で東京タワーにアンヘルが突き刺さっておりました。
Eエンド終了。
これにてDOD1お終いです。
感想としては、
ものすごく客観的に観るお話だなと感じました。
主人公からして感情移入したらそらやばいやろって設定。
まさにダークヒーローなのですが、徹底してますよね。
逆に無双しているとこのキャラだから許せてしまうという側面もあり、
なるほど人気が出るのはそういう
「感情移入を拒みながらも、設定においては成立・完成している」という
稀有な人間像を巧みに演出しているからなのかなと思いました。
徹底して黒の側面で成立させようとしているという感じ。
でもリアルな戦争とかでは珍しくもないのかもしれませんね。
復讐を誓う者、子供を失った者、同性愛者等はリアルにはいくらでもいるのですから。
より人間というものを見せている作品なのかもしれません。
そしてこの世界の神と言う存在にも非常に興味が
惹かれます。
最初から続編ありきだったのかは分かりませんが、
そういった超越者の設定が今後うまく活かされるのかが
楽しみですね。
クリア後のおまけでカイム達を撃墜した戦闘機に乗れたりしました。
武器ごとの物語もまだコンプしてないので、
どうしようか迷い中です。
でも久々にゲームをしたって気になりました。
やっぱ視野を広げるべきですね。
挑戦してよかったです。
ごちそうさま。
- 2013.05.06 Monday
- DOD&ニーア
- 19:54
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